商品化支援プログラム -FAQ-
1. 商品化支援プログラムとは何ですか?
2. 対象は誰ですか?
商品化支援プログラムは万人向けではありません。 もしあなたがロボット工学に慣れておらず、単に製品に対するコンセプトやアイデアだけがある場合や、まだ動作する試作品がない場合、その動作を知るまでには非常に多くのステップを踏まなければなりません。単に市販の部品を使用しただけで新しいものを創作しなければ、あなたの創作物はライセンスを取得できるものにはなりません。しかし、もしあなたが装置の実用的な試作品を作ったことがあるか、もしくはどこにもないような製品を作ったことがあり、市場に投入する準備ができている場合は、商品化支援プログラムはあなたにピッタリです。発明の種類は以下を含めることができます(確実に限定されるわけではありません):
- 簡単/複雑な静止/移動が可能なロボット
- 既に市販されている製品へまとめて使用する新しい部品もしくは構成部品
- オープンソースのハードウェアおよびソフトウェア
- 製造ロボットに使用する簡単または複雑な機械装置、もしくは関連部品
- 新型のセンサ、アクチュエータもしくはロボット工学で使用される他の一般的な部品
- 既存の製品の機能を増加させた新製品
- 新たな家庭用 / 専門家用ロボット
3. 「ライセンス」とは何ですか?
4. 「ロイヤリティ」とは何ですか?
ロイヤリティは、ライセンサーに支払われる販売の割合です。以下は供給連鎖内においてロイヤリティについて考える際に考慮する必要がある手順です:
- 発明者は、メーカーに製品のライセンスを与えます
- メーカーは、製品を生産します
- メーカーは、卸売業者に製品を販売します
- 卸売業者は、代理店/小売業者に製品を販売します
- 代理店/小売業者は、エンドユーザーにその製品を販売します
商品化支援プログラムを設定する方法は全く異なり、あなたは1社のみと取引の保証をします。ロボショップは、製造業者、卸売業者、販売代理店や小売店としての役割を引き受け、顧客に直接販売をします。このはるかに単純化された構造は、非常に効率的であり、最終的に多くのお金がかかる「中間業者」を確実に取り除きます。
5. どのように働きかけますか?
ロボショップは家庭用ロボット、専門家用ロボット、ロボット部品など多くの販売代理店として実績を持ち、世に知られています。製品にとって成功の鍵は、非常に多くのメーカーがロボショップをパートナーとして選択した理由である流通および知名度です:
- あなたが創作した内容についての説明、写真および動画、ウェブサイトやその他の関連情報をご用意していただき、サポートセンター(「お客様サポート」>「商品化支援プログラム」)を通じてロボショップにご連絡ください。特許をお持ちの場合や、あなたの発明が保護されている場合は明記してください。この段階では発明についての機密または占有情報を送信しないでください。
- ロボショップの技術者達はあなたから提供された情報を確認し、もし発明について、その商品化へのより良い理解のために詳細を知りたい場合、サインをするための秘密保持契約書(NDA)を送信します。
- アイデアを追求する際の決定には、ライセンス契約の草案を作成し、両当事者によって署名します。その際、あなたの発明に関するすべての情報と書類をロボショップに提供します。
- ロボショップは試作品の洗練および最適化を行い、最大の潜在市場を目標に定めるためあなたと連携します。
- ロボショップはどのような試作品が追加されようとも全ての部品の調達と製造をお引き受けます。ロボショップはその後も、当社のウェブサイトに製品を追加し、その市場調査、販売、在庫水準の維持などをお引き受けします。 あなたは全ての販売利益を受け取ることになります。
6. 最初のメールでどのような情報を提供する必要がありますか?
- 製品とその目的についての説明
- 試作品の画像/動画
- 標的市場(子供、10代の若者、学校、愛好家など)
- 特許、知的財産権について(取得済みまたは出願中など)
- 見込み販売価格
- 仕様(寸法など)
- 関係者(投資家やチームメイトなど)との利害対立について
- その他、審査の上でロボショップが知っておくとよい関連情報
次の段階のための計画が承認されると、ロボショップは秘密保持契約書(NDA)を送信します。これはあなたの計画についての詳細を提供可能にするものです。(使用部品、設計ファイル、IPなど)
7. 製造またはライセンス?
それではライセンスの手順を理解したところで、あなたの発明を自分自身で市場に投入する代替案を検討してください:
- 製品に必要な全ての部品の材料を探す
- 経費増量のために、資本金を調達する
- 需要の確保と価格決定のために市場調査を行う
- 製品の前身となる試作品を創作して蓄える
- 会社とウェブサイトを作成する
- 自分でカスタム部品を作成するか、別の会社にそれらを委託する
- 全ての梱包、組み立て、品質管理などを処理する
- 発展の見込みがある販売ルートおよび代理店との交渉
- 注文と営業電話を受ける
- 全ての会計、請求書発行、給与を取り扱う
- 全ての返品、交換を処理する
- 全てのお客様からの質問と問題解決に対応する
- 在庫のための場所を設置し、取引ごとに梱包と発送を行う
自分自身で製品を市場へ投入する手順は難しく、時間が掛かることは明らかですし、ほとんどの発明者が取り組みたがらない多くの段階を伴います。正しい選択とは従って、他の大半の発明者と同様に製品にライセンスを与えることではなく、あなたがふさわしいパートナーを選択できているかを確認する必要があるということです。あなたがロボット工学を学んでいるならば、ロボショップは世界最高のパートナーです。是非当社をお試しください。