- Pololu 双方向電流センサキャリアボード ACS724LLCTR-2P5AB
- ±2.5Aの双方向電流を測定
- 低い抵抗:1.2mΩ
- 高帯域幅:120kHz
- 温度補正内蔵
- 簡単に組込可能
Pololu ACS724LLCTR-2P5AB 双方向電流センサ (±2.5A) キャリアボードは、Allegros ACS724LLCTR-2P5ABホール効果ベースのリニア電流センサを様々な電子機器に簡単に組み込みができる小型モジュールです。このセンサは、最大±2.5Aの双方向電流を測定でき、電流に比例したアナログ電圧を出力します。出力電圧は2.5Vを中心とし、入力電流1A単位の変化に対し出力電圧は 800mV変化します。センサの内部抵抗は 約1.2mΩと低く、電力損失を最小限に抑えることがます。4.5V~5Vの電源電圧範囲で動作し、5Vシステムに適しています。
センサの差動ホールセンシング技術は、コモンモード磁界の除去に優れ、センサの測定値が均一な外部磁界に対する向きの影響を受けないことを意味します。センサの帯域幅が 120kHzと広いため、応答時間が高速で制御機器に最適です。オプションのFILTER端子で帯域幅を制限することができ、低周波数でのノイズ低減と解像度を高めることができます。このセンサは、広い温度範囲で精度を保証するデジタル温度補正回路を内蔵しています。基板には正方向の電流が流れる方向を示すラベルが貼られ、正しい接続がわかるようになっています。
キャリアボードは、すべての表面実装部品で組み立てられています。はんだ付けが必要ですが、回路への組み込みを容易にするために、ヘッダピンのストリップが付属しています。センサの動作には、入力電流、ロジック電源、センサ出力の5個の接続が必要です。FILTER端子は、グランドにコンデンサを追加することで調整可能で、これにより基板の帯域幅を変更できます。
警告:この製品は30V未満での使用を目的としています。高電圧での作業は非常に危険ですので適切な機器と保護具を備えた有資格者のみが行ってください。