- Robot Power オープンソースモータコントローラ (160A、13~50V)
- 連続出力電流:160A、最大サージ電流:400A以上
- 供給電圧:13~50V、最大バッテリ定格:36V
- 効率の良い放熱が可能な冷却ファン搭載
- マイクロコントローラとのインタフェースが容易
- 複数のユニットを並列接続することで、300Aを超える電流に対応
Robot Power オープンソースモータコントローラ (160A、13~50V) は、永久磁石DCモータの制御用に特別に設計した堅牢なHブリッジ回路です。当初はロボット対戦競技用に設計してありましたが、様々な商用 および 産業用モータ制御用途に適した機能を備えています。このモータコントローラは、さまざまなモータや他の負荷を駆動でき、さまざまなマイクロコントローラユニットに取り付けとインタフェースが容易です。必要に応じて簡単に改造や修理が行える設計となっています。
このモータ制御ユニットは、大型のヒートシンクを必要とせず、冷却ファンによってMOSFETの熱を効率的に放散します。このファンは標準的な80mm角のコンピュータ用冷却ファンで、12V または 24Vの電源に対応し、最適な冷却効果を得るためにMOSFETの上に直接取り付けてあります。RCコマンドや他のコマンドを解釈するためのロジックをボード上に搭載していないため、コマンド入力をボードの駆動に必要なPWM信号に変換するための外部ロジックインタフェースが必要です。この設計により柔軟性が向上し、PWM および イネーブルロジックを供給できるあらゆるマイクロコントローラ または 信号源でボードを駆動できます。
この設計の大きな利点は、特殊な用途向けに電源ユニットを並列接続できることです。例えば、2枚のOSMCボードを単一のインタフェースチャンネルで使用して高出力の4ブラシモータを制御することで、電流容量を実質的に2倍にすることができます。この構成では、300Aを超える連続電流容量が可能で、ストールテストでもボードの過熱は確認されていません。さらに、この構成はスレーブモータペアの駆動にも適応でき、単一のRCインタフェースチャンネルで4輪駆動または6輪駆動ロボットなどの構成を実現できます。
注意:過熱を防ぎ、最適な性能を確保するために、適切な冷却と外部ロジックのインタフェースを確保してください。