- Seeedstudio Grove 熱画像カメラ MLX90621 BAB 16x4 IRアレイ (FOV 60°)
- 解像度16x4のアレイ温度センサを搭載
- ±1℃±3%の精度で温度検出が可能 ※ |To-Ta|
- 低解像度画像取得用にI2C プロトコルを使用
- 物体が放射する赤外線を検出
Seeedstudio Grove 熱画像カメラ MLX90621 BAB 16x4 IRアレイ (FOV 60°) は、解像度16x4のアレイ温度センサ MLX90621を搭載した赤外線サーマルイメージングモジュールです。このカメラは、±1℃±3%*|To-Ta|という驚異的な精度で物体の温度を検出することができます。ここで、To は測定した物体の表面温度を表し、Ta はセンサ自体の温度を表します。
このモジュールは、I2C プロトコルを使用してカメラから低解像度画像を取得できます。カメラの視野 (FOV) は60°x16°、温度測定範囲は-40~300°C です。センサの動作温度、つまりTa値の範囲は -40° ~ 85°です。
カメラは、すべての物体が放射する赤外線を検出することによって動作します。この放射線情報を物体から収集し、温度差情報に基づいて電子画像を生成します。原理は単純です。物体が熱くなるほど、より多くの赤外線が放射されます。このモジュールは、I2Cインタフェースを使用してマイクロコントローラユニット (MCU) に接続できますが、カメラを動作させるには 20KB以上のRAMを搭載したMCUが必要です。
カメラの仕様は、解像度 16x4、FOV 60°x16°、測定範囲 -40~300°C、リフレッシュレート 0.5~64Hz、I2Cインタフェース、電源電圧 3.3~5V、消費電流 約18mAです。
なお、温度検出精度は±1℃±3% |To-Ta|(Toは測定対象物の表面温度、Taはセンサ自体の温度)です*。