Charmed Labs Pixy 2.1 Robot Vision LEGO用イメージセンサ

Charmed Labs商品コード:RBC-Cha-05
メーカー #: QA011

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販売価格 ¥11,793

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概要

  • Charmed Labs Pixy 2.1 Robot Vision LEGO用イメージセンサ
  • 従来のPixy1より小型で高速(60フレーム/秒)
  • カスタムアルゴリズムによるライン検出、追跡の新しい「ラインフォロー」モードを搭載
  • 改良したPixyMonソフトウェア(PC/Mac/Linuxアプリケーション)を搭載

Charmed Labs Pixy 2.1 Robot Vision LEGO用イメージセンサは、従来ののPixyと比べ小型、高速で、高機能になっています。

Pixy2は、ボタンを押すだけで、教えた物体の検出を学習することができます。 さらに、ライン追従ロボット用のラインを検出し追跡する新しいアルゴリズムを搭載しています。 さらに、交差点や「道路標識」を検出するアルゴリズムも新たに搭載しました。道路標識は、左折、右折、減速など、ロボットに何をすべきかを伝えることができます。

Pixy2は、この全ての処理をを毎秒60フレームで行うことができますので、ロボットの高速動作が可能です。Pixy2には、Arduinoに直接接続できる専用ケーブルとRaspberry Piに接続できるのUSBケーブルが付属しているので、すぐに使うことができます。 ArduinoもRaspberry Piもなくても問題ありません。 Pixy2 には複数のインタフェース (SPI、I2C、UART、USB) とシンプルな通信機能があるので、選択したコントローラと Pixy2 をすぐに通信させることができます。

広視野

新バージョン2.1では、視野角が80°となり、より広い視野を確保しました。ただし、広視野化に伴い球面収差が発生します。

レンズを交換可能でフォーカスも調整可能

M12レンズマウントを使用するとレンズ交換が可能で、フォーカスが調整可能で6.35mmの近距離までのあらゆる距離にある被写体に焦点を合わせることができます。

色収差と画素ノイズの低減

従来のPixyでは色収差が顕著でしたが、新しいレンズでは周辺部での色収差がほとんどありません。

また、従来のレンズはF値が3.0以上でしたが、新しいレンズはF値が2.0になっています。これは、一定量の周囲光に対して、集光能力が向上し、信号が多くなり、ノイズが少なくなることを意味します。ノイズが少ないということは、この新しいPixyバージョンの検出精度が高いということです。

Charmed Labs Pixy 2.1 CMUcam5 Image Sensor - Click to Enlarge

物体を持ち上げ、ボールを追いかけ、充電ステーションを探すなどの仕事をロボットに実行させ、これらすべての仕事を 1個のセンサで実行できるようにするには、ビジョンセンサが必要です。ビジョン (画像) センサは非常に柔軟なので便利です。適切なアルゴリズムを使用すると、画像センサは事実上あらゆるものを感知または検出することができます。

しかし、画像センサには2種類の欠点があります。1)1秒間に数十メガバイトという大量のデータを出力すること、2)このデータ量を処理するために多くのプロセッサの負荷が大きくなることです。そして、もしプロセッサがデータに追いつくことができれば、その処理能力の大部分を他のタスクに使うことができなくなります。

Charmed Labs Pixy 2.1 CMUcam5 Image Sensor - Click to Enlarge

Pixy2は、強力な専用プロセッサを画像センサと組み合わせることで、これらの問題に対処しています。Pixy2は画像センサからの画像を処理し、有用な情報(例えば、x=54, y=103で検出された紫の恐竜)だけをマイクロコントローラに送ります。そして、これをフレームレート(60Hz)で処理します。情報は、UARTシリアル、SPI、I2C、USB、デジタル/アナログ出力などのインタフェースの1経路を介して利用できます。したがって、Arduinoやその他のマイクロコントローラは、Pixy2と簡単に通信することができ、CPUが他のタスクを問題なく処理することができます。

毎秒60フレーム
60フレーム/秒とはどういう意味でしょうか?簡単に言うと、Pixy2 が高速であることを意味します。Pixy2 は、1秒の 1/60 (16.7ms) の間隔で画像フレーム全体を処理します。つまり、16.7msごとに、検出したすべての物体の位置を完全に更新することになります。

このレートであれば、落下/バウンドするボールの軌道を追跡することが可能です。(時速64.4Kmで移動するボールが16.7msで移動するのは30cm未満です)ロボットがライン追跡を行っている場合、フレーム間でわずか25.4mmの移動します。

Charmed Labs Pixy2 Robot Vision Image Sensor for LEGO - Click to Enlarge

紫色の恐竜 (およびその他)

Pixy2は、Color Connected Components(CCC)アルゴリズムと呼ぶカラーベースのフィルタリングアルゴリズムを使用して、物体を検出します。カラーベースのフィルタリング手法は、高速で効率的、かつ比較的安定であることから人気があります。私たちの多くは、RGB(赤、緑、青)で色を表現することに慣れ親しんでいます。Pixy2は、画像センサからRGBの各ピクセルの色(色相)と彩度を計算し、これを主要なフィルタリングパラメータとして使用します。

被写体の色相は、照明や露出が変わってもほとんど変化しません。照明や露出の変化は、カラーフィルタリングのアルゴリズムに影響を与え、壊してしまうというもどかしさがあります。Pixy2のフィルタリングアルゴリズムは、照明や露出の変化に対して高い安定性があります。

7種類のカラーシグネチャ

Pixy2のCCCアルゴリズムは、最大7種類の異なるカラー シグネチャを記憶します。つまり、固有の色を持つ 7個のオブジェクトがある場合でも、Pixy2のカラーフィルタリングアルゴリズムはそれらを問題なく識別できることを意味します。7種類以上必要な場合は、カラーコードを使用することができます。

興味のあるオブジェクトを教える

Pixy2のユニークな点は、あなたが興味のあるものを物理的に教えることができることです。紫色の恐竜をPixy2の前に置いてボタンを押したり、オレンジのボールをPixy2の前に置いて、ボタンを押すことで簡単に素早く教えることができます。

具体的には、Pixy2のレンズの前に物を置き、上部にあるボタンを押しながら、Pixy2に教えていきます。このとき、レンズの下にあるRGBのLEDが、どの物体を直接見ているのかをフィードバックします。例えば、オレンジ色のボールを目の前に置くと、LEDはオレンジ色に変わります。ボタンを離すとPixy2は対象物に含まれる色の統計モデルを生成し、それをフラッシュメモリに保存します。そして、この統計モデルを用いて、それ以降、フレーム内で似たような色の特徴を持つ物体を見つけることができるようになります。

Pixy2は1〜7の7種類のカラーシグネチャを学習することができます。カラーサイン1はデフォルトのサインです。他の色名(2〜7)は、ボタンを押すだけの簡単な操作で学習できます。

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PixyMon でPixyが見ているものを確認することができます

PixyMonは、Windows、macOS、Linux上で動作するアプリケーションです。これによりPixyが見ているものを、未処理または処理済のビデオとして確認することができます。また、Pixyの設定、出力ポートの設定、カラーシグネチャーの管理も可能です。PixyMonは、標準的なミニUSBケーブルでPixyと通信します。PixyMonは、アプリケーションのデバッグに最適です。

Charmed Labs Pixy2 Robot Vision Image Sensor for LEGO - Click to Enlarge

コントローラのサポート

Pixyは、複数のインタフェースオプション(UARTシリアル、SPI、I2C、USB、デジタル/アナログ出力)をサポートしているので、様々なコントローラに簡単に接続できますが、PixyはArduinoとの通信から始まり、Arduino Due、Raspberry Pi、BeagleBone Blackのサポートを追加しました。

  • 1 x Charmed Labs Pixy 2.1 Robot Vision LEGO用イメージセンサ

サイズ

  • 53.3 × 50.8 × 35.6 mm

Pixy2に追加した新機能

  • ライン追従型ロボット向けに、ライン、交点、小さなバーコードの検出が可能
  • フレームレートの向上 – 毎秒60フレーム
  • トラッキングアルゴリズムをカラーベースオブジェクト検出に追加
  • Arduino、Raspberry Pi、その他のコントローラ用のライブラリの改良と簡略化
  • 光源内蔵

従来のPixyの機能

  • 小型、高速、使いやすく、低コストですぐに使えるビジョンシステム
  • 教えることで学習し、物体を検出
  • 付属ケーブルでArduinoに接続、Raspberry Pi、BeagleBone、および 同等のコントローラでも動作可能
  • Arduino、Raspberry Piなどのすべてのライブラリを提供
  • C/C++とPythonをサポート
  • SPI、I2C、UART、USB、または アナログ/デジタル出力のいずれかのインタフェースを介して通信可能
  • 構成ユーティリティは、Windows、MacOS および Linuxで動作可能
  • すべてのソフトウェア/ファームウェアはオープンソースのGNUライセンス
  • 回路図、部品表、PCB レイアウトなどを含むすべてのハードウェアドキュメントを提供

技術情報

  • レンズ:標準 M12
  • プロセッサ:NXP LPC4330、204 MHz、デュアルコア
  • イメージ センサ:Aptina MT9M114、解像度 1296x976、統合イメージフロー プロセッサ
  • レンズ視野:水平 80度、垂直 40度
  • 消費電流:140mA (標準)
  • 電源入力:USB 入力 (5V) または 非安定化入力 (6V ~ 10V)
  • RAM:264K bytes
  • フラッシュ: 2M baytes
  • 利用可能なデータ出力:UART シリアル、SPI、I2C、USB、デジタル、アナログ
  • 内蔵光源、約20lumen
  • 重量:10g

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