- Digilent N210 & UBX-40 バンドル
- 高度な無線システム開発が可能
- 効率的なMIMO操作に対応
- 最大50MS/sのストリーミングが可能
- 複数のプラットフォームに対応
- 完全コヒーレントMIMO機能を提供
Digilent N210 & UBX-40 バンドルは、ユニバーサルソフトウェア無線ペリフェラル (USRP) ファミリに属する高性能バンドルであり、高度なソフトウェア無線システムを短時間で開発して実装ができるように設計してあります。このバンドルは、物理層の試作、ダイナミックスペクトラムアクセス、コグニティブ無線、スペクトラムモニタリング、ネットワークセンサの導入など、優れたRF性能と広範な帯域幅を必要とするアプリケーションに特に適しています。ネットワークシリーズの一部であるN210ハードウェアは、ギガビットイーサネットインタフェースを介してホストコンピュータに接続し、50MS/sのリアルタイム帯域幅で同時全二重通信を可能にします。
USRP N210は、高帯域幅および高ダイナミックレンジ処理向けに設計してあり、迅速な開発を求める複雑な通信アプリケーションに最適です。アーキテクチャは、Xilinx Spartan 3A-DSP 3400 FPGA、デュアルADCおよびDAC機能、そして効率的なデータストリーミングを実現するギガビットイーサネット接続を備えています。モジュール設計により、DCから6GHzまでの周波数範囲で動作し、MIMO構成で複数のデバイスを同期するための拡張ポートを備えています。デバイスはホストアプリケーションとの間で最大50MS/sのストリーミングが可能で、FPGAは送受信両方向で最大100MS/sの処理能力を備えています。
ネットワークシリーズMIMO接続はフロントパネルからアクセスでき、オプションのケーブルを使用することで2台のユニットを接続し、完全な2x2 MIMO構成を実現できます。外部PPSおよびリファレンス入力により、より大規模なマルチチャネルシステムの構築が容易にできます。Linux、Mac OSX、Windowsと互換性のあるUSRPハードウェアドライバは、Ettus Researchの全製品に対応し、C++およびPython APIを提供することで、効率的なアプリケーション開発とプラットフォーム間のシームレスな設計移行を実現します。また、このドライバは、RFNoC、LabVIEW、MATLAB/Simulinkなどの業界標準開発環境にも対応し、GNU Radioとの互換性も備えているため、グラフィカルプログラミングも可能です。
注意:潜在的な安全上の危険を回避するために、デバイスを適切に取り扱い、使用してください。