- Elecrow Paa3905 オプティカルフローカメラ
- 小型で低照度下での使用に最適
- 安定したモーショントラッキングでドローンや回転ロボットに最適
- 可視光と赤外光の両方に感度を持つ 8bit、35 x 35Pixelのイメージセンサを搭載
- PAA3905 IC用の専用ポリカーボネートレンズが付属
- 標準検知と拡張検知が可能で光の状態に応じて自動的に調整
Elecrow Paa3905 オプティカルフローカメラは、PixArtの PAA3905オプティカルフローセンサ用 コンパクトなブレークアウトボードです。このセンサは、特に低照度レベル動作用で、遠距離トラッキングアプリケーションに最適です。安定したホバリング機能を備えたモーショントラッキングが可能で、ドローンに適しています。
このセンサは横方向の速度情報の検出が可能で、UAVのホバリングやナビゲーションに有用です。また、最大流速 7.2rad/sの制限内で、回転ロボットのナビゲーションにも応用できます。このセンサは 8bit、35 × 35Pixelのイメージセンサを搭載し、可視光と赤外光の両方に感度を持ってます。ピクセルマップ内の属性を自動的に識別し、最大126Hzのフレームレートでフレームからフレームへトラッキングをし、平均的な属性の動きを識別します。
センサには、PAA3905 IC専用の L242-ZSZ1ポリカーボネートレンズが付属しています。ただし、このレンズを PAA3905液晶ポリマパッケージに接着する作業はユーザの判断に任されていますので使用中に大きな機械的衝撃が予想される場所では、レンズを接着することを推奨します。
センサの通信は標準SPIで、データレディの割り込みを備えています。電源入力は 1.8～3.6VとGNDで、カスタムイルミネーション用にFETを介したLED制御用 LED同期端子が基板上に露出しています。
このセンサは、標準検出と、高さ15cm以上の不整地用の強化検出の2種類の感度を備えています。センサは、明るい状態、低照度、超低照度の状態を自動的に切り替えることができ、ナビゲートモードで動作し、横方向の速度に比例したデルタX および Y値を生成します。
また、センサは生データモードで動作し、フレームレートは約18Hzで、35 x 35Pixelの画像を生成します。これにより、PAA3905はコスト効率の良い、低解像度の赤外線高感度ビデオカメラとして使用できます。
生データを取得する場合、データ配列を完全に読み込むまでセンサを静止したままにしておく必要があることに注意してください。これは、読み出しプロセス中のピクセル値のぼやけや変化を避けるためです。
