- 測定範囲40メートル。コンパクトな48mm x 40mm x 20mm サイズのモジュール
- 信号処理を改良し、測定速度を従来の5倍に
- 改良されたI2C通信と、割り当てが可能なI2Cアドレス指定
- ドローンに、ロボット工学研究に、その他のあらゆる用途に最適
Garmin社製LIDAR-Lite 3 レーザー距離計 は、多種多様な用途(例:ドローン、一般的なロボット、産業用センシングなど)をサポートするために極めて重要で、強力且つ、拡張性の高い、経済的なレーザーベースの測定機器です。 0~40メートルまでの、協力的および非協力的標的までの距離、速度および信号強度を測定します。 このクラスにおけるシングルビームの距離センサでは最高のパフォーマンスを提供しています。
新しいLIDAR-Liteは、最長40メートルの測定範囲、1cmの分解能、小型、低消費電力、軽量といった従来のセンサと同じ仕様になっています。 アップグレードされた点が多数:
信号処理を改良し、測定速度を従来の5倍に
- 新しい信号処理アーキテクチャの実装により、LIDAR-Liteは、最大毎秒500の読取り測定速度で動作し、より高い解像度のスキャンを可能にします。
改良されたI2C通信
- LIDAR-Lite I2C通信は、100kbits /秒または400kbits/秒で動作します。
- ほとんどのベーシックなI2Cドライバとマイクロコントローラボードに広く対応。 センサが利用可能またはビジー状態である場合の「ack」と「nack」の反応に代わり、ステータスレジスタ(0x01)は、センサステータスを示すための参照が可能です。
- 新しい値で上書きされるまでの間、前回の測定値をいつでも読み出すことができます。 センサがデータを読み取り可能になるまで待つ必要はありません。 起動したらすぐに測定しましょう。
ユーザが割り当て可能なI2Cアドレスの指定
- センサにはそれぞれ、固有のI2Cアドレスがあります。
- 0x62のベースアドレスは、単一センサの用途でデフォルトとして使うことができ、I2CバスのすべてのLIDAR-Litesに対するコマンドを開始するブロードキャストアドレスとして、複数センサにも利用可能です。
すべての主要機能が従来のセンサに対応
- LEDベースのセンサ、長距離または高反復率製品など、将来のバージョンアップや製品の仕様変更にも対応可能です。
充実したサポートと製品マニュアル
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アプリケーションコードの改良と更新。 箱から出したらすぐに、Arduinoとセンサだけでプロジェクトの準備ができます。
- 製品マニュアルは、新しい機能もサポートするようになっています。

LIDAR-Liteにある属性の組み合わせ(I2C通信とアドレス指定は共に高性能、低コスト、小型、軽量、低消費電力および動的設定)ができるということは、最小重量とパワーペナルティによりプロジェクトに複数のセンサを取り付けることが実用的になります。 LIDAR-Liteのビーム幅は出荷時の状態で「5°」です。 この狭ビームは長い距離に届き、超音波センサよりも優れた標的選択性もあります。

Garmin LIDAR-Lite 3 のレーザーは、端面発光、905nm、シングルストライプレーザーを使用しています。 このレーザー製品は、操作のあらゆる手順においてクラス1に指定されていますが、光学部品またはハウジングなしでセンサを操作したり、ハウジングを改良すると、レーザ放射に曝され、眼の負傷が一生残ります。 測定時およびアイドル時に10ミリアンペア未満で5VDC電源から動作し、100ミリアンペアピーク電力だけを引き出し、LIDAR-Liteは、低消費電力が重要なバッテリ電源から実行するプロジェクトに理想的です。

独創的、正確、軽量で経済的
ドローンに、ロボット工学研究に、その他のあらゆる用途に最適です。 既存の技術と同等以上の性能を誇り、低コストで設計に柔軟性をもたらしながら、もっと小型、安価、効率的な部品の使用を可能にします。

用途は事実上無制限
自動車死角検知、スマートシティでのトラフィック監視、3次元画像走査、衝突回避、工業用流体/粒度/固体レベル測定、セキュリティシステムの部品、楽器、医療用画像処理、航空宇宙など多数。

技術革新
- 最適なマッチングを見つけるために受信した信号に対して、格納された送信基準を電子的にスライドさせることにより時間遅延を推定するシグネチャーマッチング技術(通称、信号相関)の使用。
- 一気に赤外線LEDやレーザを操作すると、連続ビームを用いた測定システムに対して、ピーク出力電力で100:1のアドバンテージが生まれます。
- 高出力送信バーストシーケンスを生成する高ピーク電流でナノ秒信号遷移時間による新しい電流ドライバ技術。
- 単一のプログラム可能な論理チップで実行可能な信号処理手法。