- ロボットソフトウェアのための開発プラットフォーム
- 完全な FlowBotics Studio グラフィックプログラミング言語
- カスタム Rubyモジュール
- ライブプロジェクト実行
- デモプロジェクト付属
FlowBotics Studioとは何か?
FlowBotics Studioは、新しいロボットソフトウェア開発プラットフォームで、パワフルな FlowBotics Studio グラフィカル プログラミング言語を誇り、作成開始のヒントともなる多くのロボットプロジェクトデモが収録されています。 どのようなロボットプラットフォーム、データ取得ボード、モータコントローラ、サーボボード、サウンドカード、または ウェブカメラでも、その制御に利用することができます。
FlowBotics Studioには、数百もの組み込みコンポーネントが含まれており、これらを利用してお使いの PC を多くの標準的なコンピュータ周辺機器とインタフェースで接続することができます。また FlowBotics Studio プログラミング言語を利用すれば、新しいハードウェアのための新コンポーネントを素早く作成することも可能です。 カスタム GUI 画面、ノブ、ボタン、スイッチなどを使って新しいプロジェクトを簡単に作成することも可能で、コンパイルを待つことなく、FlowBotics Studio内でライブで実行できます。
FlowBotics Studio プログラミング言語の利用は、新しいコンポーネントをライブラリから取り出し、プロジェクトの回路図にドラッグし、あるコンポーネントの出力と別のコンポーネントの入力を接続する緑色のリンクを作成するくらい簡単です。 FlowBotics Studioはまた、従来の手続き言語である Rubyを利用してカスタムモジュールを記述するこをもサポートしています。
FlowBotics Studio デモプロジェクト
ロボットハードウェアで利用できる既存のデモプロジェクトの数々は日々増え続けています。デモは、シンプルなインタフェースカードとセンサのための、リアルタイムでアナログ ならびに デジタル信号にアクセスするGUIから、たとえば、プロジェクトがインバースキネマティクスを計算し、ロボットをすぐ動かすなど、マウスで直接操作できるロボットの視覚的表現を使った、本格的なロボット制御アプリケーションまで揃っています。
これらのプロジェクトはまた、再利用可能なパターン構築に利用できる、パワフルなパターンシーケンサコンポーネントを備えているので、ロボットの歩行を数日 または 数週間ではなく、数分 または 数時間でプログラムすることができます。
デモプロジェクトはソースコードとともに提供されるので、特定に目的に合わせて修正、または その一部を新しいプロジェクトに抽出することもでき、新しいデモは FlowBoticsのアップデートを通じて入手が可能です。
FlowBotics Studioでグラフィックス
FlowBotics Studio プログラミング言語は、パワフルなグラフィックエンジンを有しており、標準のビットマップを利用して、または 独自の形や画面を描いて、カスタムのグラフィックオブジェクトを作成することができます。 このシステムを使えば、あなたのプロジェクトに完全にカスタムのインタフェースを構築、写真、図画、グラフを組み込むことも可能です。
FlowBotics Studioでビデオ
FlowBotics Studioを利用して、ウェブカメラからのビデオ録画再生も可能で、一部のビデオ処理モジュールを利用することで、動きや色の検出、および 顔認識なども実現可能です。 グラフィックエンジンは、プロジェクトGUI内でのビデオライブ表示も可能にします。
FlowBotics Studioでオーディオ
FlowBotics Studio はまた、パワフルなオーディオエンジンでサウンドの録音再生、一部独自のサウンド生成も可能です。 WAV および MP3 ファイルをインポートして、EQ のような信号処理モジュールを活用してオーディオ処理を行うことも可能。内蔵オシレータ ならび にフィルタを使って、独自のシンセサイザサウンドを作り上げることも可能です。
外の世界へのインタフェース
FlowBotics Studio は、データ取得ボード、ホームオートメーション、ウェブカメラ、サウンドカード、ネットワーキング、シリアルポート、および USB機器など、非常に幅広いコンピュータインタフェースをサポートしています。 Lynxmotion、Phidgets、Pololu、および Robot Electronics 製の部品から、標準の Bluetooth、 Xbee、Modbus、TCP/IP、UDP/IP、HID、RS232、RS485、CAN Bus、SPI、I2C、X10、DMX512、および その他一般的なプロトコルを実装する部品など、数千ものサポート機器があります。
用途
ホビーロボット
FlowBotics Studio を使って、ホビーロボットを制御します。多くの Lynxmotion キット用の既存のデモプロジェクトを利用したり、独自のプロジェクトを構築して楽しむこともできます。
STEM教育に
FlowBotics Studioは、教育に最適なツールです。 そのシンプルさにより、中学、高校生が利用することも可能ですが、学部、大学院の研究のため、大学生が活用できるだけの機能も十分に備えています。 ソフトウェアを素早く開発できるということは、従来のプログラミングツールと比較して短い授業時間でより多くのことが達成できるということを意味します。
科学: FlowBotics Studioを使うと、科学の実験、試験、および 計測、データの記録、グラフ作成、ディスクにファイルを保存するなどのアプリケーションを作成できます。
テクノロジー: FlowBotics Studio は、ホームオートメーション、A/Vレコーディング、ビデオ処理、オーディオ処理などの設計においてその根幹となりえます。
エンジニアリング: FlowBotics Studio を使うと、制御システム、SCADA (supervisory control and data acquisition)、ヒューマンマシン インタフェース、および 自律型ロボットシステムなど、メカトロニクスエンジニアリングシステムを作成できます。
数学: FlowBotics Studio は、二進数 ならびに ブール代数から、三角関数、グラフまで数学の学習に利用できます。
データ取得
外の世界からデータを簡単に取得する方法をお探しですか? FlowBotics Studio言語なら、多くの人気のあるデータ取得機器のサポートを備えていますので、アナログとデジタル信号のサンプリングに、Phidgets センサインタフェース キット 8/8/8 を利用できます。
ロボット工学
FlowBotics Studioのシリアルポート通信なら、幅広い低コストロボットに接続できます。 インバースキネマティクス (IK) および PID 制御 (Proportional Integral Derivative) モジュールを使って、動きを管理し、ロボットをライブで制御するための優れたインタラクティブなユーザーインタフェースを作成します。
デジタル信号処理
外部アナログ I/O 機器に接続することで、高いデータレート信号を直接 FlowBotics Studio にストリームすることができます。 そしてストリームデータコンポーネントとDSPコードコンポーネントは複雑な信号処理の作成に使用でき、このすべての処理はリアルタイムで行なわれます。
また、データを継続してストリーミングする一方で、あなたのアルゴリズムとユーザーインタフェースをライブで微調整することができます。 その効果をすぐに確認できるので、この機能は開発プロセスが非常に迅速になります。
画像処理
FlowBotics Studio言語には多くのビデオ機能が組み込まれています。 簡単に外部ウェブカメラに接続、ディスクにビデオを録画、および 簡単に動きならびに色検出、および 顔認識のような複雑なタスクを実行できます。
ホームオートメーションとセキュリティ
X10 ホームオートメーションシステムを使って、完全にカスタマイズされたホームオートメーションシステムまたは警報システムを作成することができます。
受動型赤外線センサを使って、動きを確認し、照明やカメラを起動させます。 FlowBoard ならびに GSMモジュールを使って、重要なイベントが発生した場合にSMS警報を送信します。 電化製品や照明のオンとオフを切り替えます。
産業
FlowBotics Studioは、試験、計測、SCADA、データ記録、マシン制御、および 無人航空機など、産業における複雑なアプリケーションの作成にも利用できます。
ロボショップ アプリストア
ロボショップ アプリストア は、FlowBotics Studioで作成したプロジェクトやモジュールを見つけ、販売する新しい場所です。
開発者は、FlowBotics Studioでロボットアプリケーションを作成して ロボショップ アプリストアに追加し、他のロボットオーナーにこれを販売して収益を得ることができます。 たとえばここに、FlowBotics Studio で作成した新しい SSC-32 サーボシーケンサ ユーティリティがあります。
このユーティリティは、ソースコード付きのデモプロジェクトの1つであり、お客様のニーズに合わせて変更することができます。
アプリの投稿方法など、App Storeに関するご質問は、 RobotShop App Store FAQの「Submit a Robot App」タブをご参照ください。