- Pololu ACS724 電流センサキャリア 0~5A
- 差動ホールセンシングにより正確な測定が可能
- 電気絶縁電圧:最大2.4kV RMS
- 120kHzの高い帯域幅により高速応答を実現
- 動作電圧:4.5V~5V
Pololu ACS724 電流センサキャリア (0~5A) は、Allegroの一方向5A ACS724LLCTR-05AUホール効果ベースリニア電流センサの高機能キャリアです。このモデルは、最大5Aまでの一方向電流入力を測定可能で、入力電流がゼロのときの出力電圧は500mVで、電流に比例したアナログ電圧(800mV/A)を出力し、標準出力誤差は±0.9%です。動作電圧は4.5~5Vで、5Vシステム用として設計しています。
この電流センサは、AllegroのACS724LLCTRホール効果ベースリニア電流センサ用のキャリアボードまたはブレークアウトボードとして機能します。同相磁界を除去する差動ホールセンシングを備えており、均一な外部磁界に対するセンサの向きは測定に影響しません。通電経路の内部抵抗は通常1.2mΩで、PCBは厚さ70μmの銅箔を使用してモジュール内の電力損失を最小限に抑えています。このICは電流経路をセンサの電子回路から電気的に絶縁(最大2.4kV RMS)できるため、センサを電流経路のどこにでも挿入でき、電気的絶縁が必要な用途でも使用できます。また、120kHzの高い帯域幅を誇り、制御回路の応答時間を短縮できます。
キャリアはACS724LLCTR-05AUを搭載し、5Vで動作し、0~5Aの一方向入力電流を測定できます。Vccが5Vの場合、出力電圧は500mVオフセットし、入力電流1Aあたり800mV増加します。この基板はすべて表面実装部品で組み立てられ、1列3端子の0.1インチヘッダピンが付属していますがはんだ付けはされていません。
センサは、入力電流(IP+とIP-)、ロジック電源(VCCとGND)、センサ出力(OUT)の5端子の接続が必要です。センサは、VCCとGNDパッド間に4.5V~5Vの電源電圧を接続する必要があり、センサは入力電流に直線的に比例するアナログ電圧を出力します。フィルタピンを使用するとすでにボード上にある1nFのコンデンサと並列にグランドへのコンデンサを追加することができボードの帯域幅を調整することができます。外部フィルタコンデンサを追加しない場合、帯域幅は約90kHzです。