SeeedStudio Grove Vision AIモジュール V2 Arm Cortex-M55 & Ethos-U55 (Arduino RPi)

• SeeedStudio Grove Vision AI モジュール V2 Arm Cortex-M55 & Ethos-U55 (Arduino RPi)
• 33msの高速処理時間
• CSI、IIC、UART、SPI、Type-Cインタフェースを備え多用途に使用可能
• PiカメラとPDMマイクに対応
• SenseCraftプラットフォームで簡単にAIモデルのトレーニングが可能
• 低消費電力でバッテリに優しい設計

SeeedStudio Grove Vision AIモジュール V2 Arm Cortex-M55 & Ethos-U55 (Arduino、RPi) は、Himax WiseEye2 HX6538プロセッサを搭載した、高機能MCUベースのスマートビジョンモジュールで、Dual-core Arm Cortex-M55とArm Ethos-U55ニューラルネットワークコンポーネントを統合しています。このモジュールは、ベクトルデータ処理用に綿密に最適化したArm Heliumテクノロジーを組み込み、低消費電力でありながらDSPと ML機能を大幅に向上することができ、バッテリ駆動のアプリケーションに最適です。

Grove Vision AI V2は、他のMCUベースのビジョンAIボードに比べて高評価で、わずか33msという驚異的な処理時間と30FPSという高速フレームレートにより優れた性能を実証し、スムーズな動作が可能です。効率の良い消費電力と使いやすいインタフェースにより、高性能ビジョン処理タスクに最適な選択肢となっています。

現在、このモジュールは標準CSIインタフェースを介してすべてのPiカメラと互換性があり、ビジョンアプリケーションに限定されません。また、サウンドアプリケーション用のオンボードPDMマイクを備え、画像、ビデオ、識別結果の保存に便利なSDカードスロットも備えています。

このボードは、IIC、UART、SPI、Type-Cなどの様々なインタフェースを備えて、Seeed Studio XIAO、Grove、Raspberry Pi、BeagleBoard、ESPベースの製品など、一般的な開発プラットフォームに簡単に接続できます。これにより、Arduino、Micropython、CircuitPython、PlatformIOなどのプログラミング環境や、クラウドやHome Assistanceなどの専用サーバへの接続を通じて、さらなる開発と様々なインタフェースやデータとのシームレスな統合が容易になります。

SenseCraft AIプラットフォームは、ノーコード/ローコードオプションによる簡単なAIモデルの学習と展開が可能で、学習済みモデルのSeeed製品に完全に適応することができます。このプラットフォームでは、識別結果をウェブサイト上で即座に視覚化できるため、モデルのパフォーマンスを迅速に評価することができます。

Grove Vision AI V2は、スマートセンサへのビジョンAIの追加を簡素化するtinyMLアプリケーションに特に適しています。ユーザは、デバイス接続、モデル選択、識別結果表示といった手間をかけることなく、既製またはカスタムのAIモデルを簡単に導入することができます。

なお、Grove Vision AI V2にはカメラは付属していませんのでユーザは互換性のあるカメラモジュールを別途入手する必要があります。