BlueSMiRF V2は、従来のBluetooth MatesやUSB-シリアルコンバータの端子配列との互換性を維持しながら、前モデルからいくつかの機能強化を図り様々な開発ボードや高精度GNSSブレークアウトボードを簡単に接続することができます。Arduino Pro Mini、LilyPad Arduino 328 Mainなどに、標準6ピンシリアルコネクタを使用して直接接続することができます。1x6オス直角ヘッダの列を含むため、メスヘッダへの直接接続やブレッドボードでの使用が可能で、屋内33m以内の近距離で、ポイントツーポイントのストレート通信を必要とする場合に最適です。
BlueSMiRF V2は、スマートフォンやコンピュータと接続してデータを表示したり、遠隔操作したりすることができます。基板上のペアリングボタンで 2台の BlueSMiRFユニットを簡単にペアリングできます。このボタンは、必要に応じて無効にできます。BlueSMiRF V 2は、スマートフォンのシリアルターミナルアプリを介して遠隔から設定可能で、ATコマンドセットを介してボーレート、フロー制御、LEDモードなどを設定することができます。また、WiFi経由での OTA(Over The Air)ファームウェアアップデートにも対応しています。
このバージョンは、3.3V~5Vの電源入力に対応する電圧レギュレータを搭載し、すべての端子に論理レベルシフト回路を搭載することで電圧耐性を確保しています。接続状態とシリアルUARTトラフィックを示す2個のLEDを備えています。BlueSMiRF V2は、主にAndroidフォン、ほとんどのデスクトップ、ラップトップと互換性がある Bluetooth classic (Serial Port Profile (SPP) ) に対応し、すべてのAppleフォンで利用可能なBLEプロトコルにも対応しています。